
2007.6.24.日曜日
二日目。
早朝5時半、なき声で起こされる。
「ウンチしたよ~!」「腹減った」コールであった。
こういう時のだんな様は、腰が軽い!
すぐにご飯の用意をして、満足させていた。
昨日は、チビちゃんたちが使っていたジョイント式のサークルに、ベッドと臭いのついたタオルを入れ、その囲いの中で、柚子とかぼすとの接触をさけるという方法をとった。
しかし、さずがに小さいが、成れの果ては大型犬。
ちびなのに、たくましいその腕を使って、ぐいぐいとそのサークルを押す押す。
とたんにソレは、役立たず化した。
こうなったら、と、先代甚兵衛が、車での移動に使っていた大型犬用ケージの登場である。
甚兵衛に会ったのは、3カ月で、甘夏より一回り大きい確か3,5kgだったな~。
一番カワイイ時を、訓練なんぞに入れて、一週間に一回面会することしかできなくて、ウチに迎い入れた5ヵ月の時は、すでに大型犬の風情だった。
トレーニングに入っていた時は優秀なコだったと思われていたが、言うことを聞くのは、トレーナーの言葉と存在があったからだったように、今では、思う。
まぁ、一緒にトレーニングを受けた、アタシ達が、ダメ飼い主ということですが…。
甚兵衛は、狭い檻(可哀相だが、ココでは敢えて窮屈感をアピールするためにそう書こう)の中から、開放された瞬間、全てが爆発したようだった。
ウチにすでに向かい入れていた柚子を怖がらすわ、手当たり次第、物をひっぱり出していたずらするわ、駆け回るわで、ほんとうに大変、えらいこっちゃだった。
結局、このまま、放し飼いで外出するのは無理と、移動用のケージに入れる羽目になった。
そのケージ内では、中に入れたお布団が、彼が真っ白になるほど破壊されていた。
モチロン一回ではなかった。
歯は、抜け替わっていたはずだから、歯が痒くてというよりも、「ここから出せ~」という自己アピールだったように思う。
その後すぐ、借家の一軒家から、ローンで購入の新築の家に越すのだが、階段が一段欠損した。
泣いた。
話が愛しい甚兵衛に反れてしまったが、甘夏も日中はケージの中に入れておくことにした。
そうそう、このケージで柚子の出産、育児もありましたっけ。
普段は田舎に行く時に、吐き癖のあった甚兵衛の移動に使用していたのですが…。
その大型犬用ケージは、奥がベッド、手前におしっこ用の新聞というレイアウトにした。
キチンと、新聞の上で用を足した。賢い!凄い!
我が家に来て、2日目だというのに…。て・ん・さ・い!
昼、外出の時も、問題なかった。
ウンチも程よい硬さ。
掃除機の音にも大した反応は見せなかった。
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