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◆甘夏を迎えて◆

成長の記録

2007.8.31.金曜日

5時起床。大2、小1。

朝、だんな様と、けんか。

彼の甘夏に対する一つ一つの対応に、あまりにもけじめがなくて、いらついてしまった。
私がキレたのは、彼が、いたずらがひどく暴れた甘夏を、罰のために何も言わずに、ハウスに入れたことだった。
私が発した言葉は、「”ハウス”と言って入れて!」 だったが、「いちいち、うるさい!」と、返された。

自分は自分なりに考えて、甘夏と接しているという。
何を気をつけているつもりなのか知らないが、アタシが真面目にしつけについて考えて実行しようとしている、そんな時、逆ギレのセリフを吐く。
「本に書いてあるようなことを、そのまま鵜呑みにするのはどうか」 と。

私としては、いくつかを試して、やっていこうと思っているのに、彼は、やりもしないではないか!

体重に比例して、最近は、相当な力を発揮して加減なんてものを知らないので、咬まれるとえぐれ傷になる。
甘夏が来てからというもの、生傷は癒える暇などなく、次々と増えている。

特にひどいのが、散歩から帰ってきて、玄関で足を拭く時だ。
甘夏には、雑巾がひらひらした遊び道具と思える様子。
その雑巾獲得を、愉しんでいるらしいのだが、こちらは、足拭きという行為が命がけだ。

昨日の夕方から、階段からの落下を防止しているためにつけて上り下りしていたリードを、はずしてみた。
このリードも、甘夏には、ひらひらしたものという認識なので、その時に咬んだら、『しらんぷり』 をすることにした。
何回か試している。
咬んだら、手をあげて、その存在を目の前から消えさせるというのは、少し効果があるようだ。

最近の進歩は、散歩へ出る前にする、玄関前での 『おすわり』 。
ほんのわずかな時間だが、玄関を開ける前、シットで待つことができるようになってきた。
目標は、帰ってきた時に、この状態で玄関でシットし、たたきにも上がることなく、足を拭かせてくれることだ。
今は、静止していない。

でも、こういうしつけは、アタシ一人がやっても駄目なのである。
家族の協力あってこそなのだ。

だんな様が散歩に連れ出す時のリードは、リール式の、『のびのびリード』 なのだが、これのせいなのか?
引っ張り癖もついてきている。

このまま体重が増え続けたら、また、先代甚兵衛の時のように、怪我をする。
肩の脱臼、あご下の縫合、捻挫による象の足。ああいう経験は、こりごりだ。

左歩きもまだまだ。
これから、三頭引きで散歩をする私には、このことは必須。
車を避けて歩くという意味もあるが、甘夏は左で、右は、柚子とかぼすの定位置ということにしたい。
必ずこれは、できなくては…。

先代甚兵衛の時も、これで、かろうじてうまくいっていた。
手は、二本しかなくて、リードは三本。
これで、ウンチを拾わなくてはいけないという、かなり大変な状況ではあるけれど…。

最近の困っていること、まだまだある。
人懐こいので、かまってくれそうな人がいると、飛びつく。
飛びつき癖である。
家の中でも
、いたずらをしたくて、キッチン、キャビネット、至るところに手をかけている。

これも直しておかなくては…。
課題は多い。

ウンチ、オシッコもお外ではまだまだ…。
五ヶ月頃には、家にはペットシートをおかず、散歩3回で用を足すようにしたいと思っているのだが、今朝はウンチ2回をしたのにもかかわらず、3回目をウチでした。
オシッコも外でせず、ウチ戻ってする始末。
外で用を足すという認識が、まるでない様子。
只今、3ヵ月半。

ウチに連れてきたときは、翌日には、すぐに、ペットシートで用を足すという天才ぶりを発揮したのになぁ…。

だんな様にわかってほしいな。
今、しているなにもかもが大事なこと。

かわいがるのに一生懸命なのはいいけれど、最低限のしつけはしておかなければ、ずっと一緒に暮らしていて、とっても困ってしまうコになってしまうこと。
叱っているだけでは、直らないこと。
何がいけないことなのかを、わからせなくてはならないこと。
きちんと考えてほしいな。


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