11 亭主から道具が出されたら正客は茶箱の蓋、身の順に右方に仮置きし、

2 次客に次礼して、正客は蓋を正面に置き、自分の古帛紗を出し、蓋の上の棗を拝見する。棗の蓋は古帛紗の真ん中に置き、胴を拝見し、見終ったら古帛紗の右上に載せ、

3 次に茶杓も拝見して棗の左に置く。

4 次に茶箱の蓋を拝見する。(蓋の内側を見る時は次客側に回す)
5 棗、茶杓を元のように戻して、古帛紗を懐中し、次客にまわす。

6 茶箱の身の方も、蓋と同様に自分の正面に置き、古帛紗をその右側に出し拝見する。茶筅筒は倒れないように、寝かして古帛紗の上に置く。

7 茶巾筒も拝見して、茶筅筒の左に置く。

8 最後に箱を拝見して元のように収めて次客にまわす。

9 順次拝見し終わったら、末客は振り出しも一緒に出会いで正客に戻す。

10 正客はそれを最初に出された位置に返す。

|