6月3日水曜日
朝、ベッドカバーは血だらけだったけれど、柚子は大きく息をして寝ていた。
起きてすぐ、とにかく、口中が気持ち悪いだろうと、シリンジで何回も水を入れうがいをさせた。
オムツにオシッコの形跡はなかった。
昨日の昼は、偶然に起こってしまった出来事だったのか?
起きてすぐ、着替えもまだだった私は、後から出ることにして、柚子を先に外に出してもらうようにgreにお願いする。
15時間ぶりのオシッコ。
えらいなぁ~、ちゃんと柚子は我慢をしていた。
お散歩は、ほとんどバギーだったけれど、今朝は目が開いていた。
空き地で降ろす。
昨日から出ていないウンチを期待したがダメだった。
食欲、変わらず、用意したもの全てたいらげる。
鼻粘液、両鼻から、黒いものが絶えず出る。
昼、今日は無理せず、家の前で…。
あたりが見えない不安からか前進しない。
前進したと思うとぶつかるので、手や足で私がさえぎる。
まっすぐ歩けないはがゆさに、前足で目をこすり、前に進むことを止める。
20分、それを繰り返し、やっと、オシッコだけしてくれた。
比較的、落ち着いている。
少し離れていても、寝息を確認できるほど荒い呼吸をして、眠っている。
義母と昼、玄関で会う。
柚子のためにオムツをわざわざ買ってきてくれた。
義母は義母なりに心配してくれている。
gre には帰りがけ、どこかに寄って買ってきてくれるように頼んでいたが、メールで義母の気遣いで間に合いそうだと伝える。
それをすることで、安心感が生まれるかもしれない。
でも、もうしばらくは様子をみよう。
義母がわざわざ用意してくれたものだけれど、昨日のようなことが起こった緊急時に使おう。
人間だって、身体の自由が利かなくなっても、トイレだけは、自分で行きたいという。
それをするだけで、何かが変わるという。
してしまえばそれが普通になる。
そしてそれは、メンタル的にもいい影響を与えないと思う。
夕食、キチンと摂れた。
元気な証拠。
歩かなくてもいい。3頭で散歩にいくことにした。
家の前、まずウンチをしてくれた。
ばんざ~い。2日ぶり。
そしてすぐにオシッコもした。
やはり、昨日はよっぽど具合が悪かったんだ。
ずーと抱っこ。
それでもいい…。
サリーちゃんのママ他3名+5頭の皆さんと会う。
甘夏が遠くの方から目ざとく見つけてその場をてこでも動かない。
ご挨拶。
柚子の鼻から粘液が出ていた。
指摘され、癌であることを告白した。
いつも一緒の皆さんなので、この日に言えてよかったのかもしれない。
私と柚子の様子を見ていて、何か察してくれていたに違いないけれど、事実を打ち明けてしまってから顔をあわせるというのは、きっとそのたび、つらいな…。
柚子の身体、重く感じていた。
抱っこが何度もしんどかった。
柚子も辛かったのか?降りたいの意思表示だと思って何度か降ろした。
でも、前進しなかった。
できなかった…。
帰宅。玄関。
柚子、甘夏、かぼすの足を拭いている間、いびきをかき寝ていた。
今日は落ち着いて日中は眠っていた。
散歩へ行くだけで、体力を相当使っているということなのか?
衰えてきている証拠なのか?
gre、早めに帰宅。
オムツを買ってきた。現状必要ないと言ったのに…。
他に高カロリーの液体缶詰。やぎミルク。
柚子のため、何かしてあげたいのだ。
けれど、私、
「オムツはしない」と言った。
「そのほうが安心じゃあないの」とgre。
「でも、人間だってオムツをされたらイヤでしょ。
だから、本当のほんとうに仕方がなくなった時に使いたい」そう言った。
納得してくれる。
義父が入院中、そうなってしまった時を思い出したのかもしれない。
8時半、動き回るので少し早いが外に連れて出る。
オシッコをする。
だいじょうぶ。まだオムツの心配はない。
ちゃんと教えている。
今日は視力を失ってからの進歩があった。
最近は散歩から戻ると、口中が自壊した血やカスで汚れるので、シリンジで水をおくりこみ、ゆすいでいた。
それが今日の夕方、その行為をしている最中、だらだらとこぼれるゆすぎ水を受けるボウルに鼻をつっこもうとした。
どうやら水おけとわかる様子だったので、新しい水に換え、鼻先に近づけた。
飲んだ!
目が見えなくなってからは、自力で水を飲みにいけなくなってしまった。
だから、口をゆずぐことも、自分で飲みたいだけ水を飲むこともできなくなっていた。
さすが!賢い柚子だ。
  
|