6月12日金曜日
朝、突然、「お山に行こうか」と、greが言い出した。
午前中、支度やらで大忙し。散歩は昼位になる。
日差しがきつくなり、柚子を離して歩かせようと思って行った経堂児童公園は直射日光。
汗さえかいた。でも少し柚子は歩いてくれた。
ダックスを6頭飼っているという人に声をかけられた。
どうして歩かないのかと聞かれたので、理由を云った。
犬を愛してる人の対応は優しい。心が癒された。
3時、4時に戻るというgreに合わせて、ご飯を食べさせ散歩へ。
皆驚くほど協力的で、目が見えなくなった柚子さえもどこかへ行くことを察していた。
3月の連休から田舎へ行かなかったのは柚子のからだを気遣ってのこと。
最近は安定しているというよりは衰弱に近いけれど、以前は呼吸が辛そうで、気圧の高い山は負担になると思って行かずにいた。
最近、呼吸が苦しそうなことがない。
精密検査を受けた結果、肺への転移もかなりあったので、呼吸器に負担がかかるのは当たり前のこと。そう思っていたけれど、気が付いたら、柚子の呼吸はいつからかダースベーダーではなくなっていた。
命を縮める危険を避けるよりも、楽しい時間を過ごすことのほうが、今の柚子には嬉しいはず。
心配だった長時間の車の移動も問題なく、夕暮れの美しい7時過ぎに到着。
空が広い田舎での夕暮れは、神様が天から舞い降りてくるように神々しい。
6月13日土曜日
予報は雨だった。けれど、私達の思いが通じたのか好転した。
早朝、山道の散歩。
新聞を買う間、その前のアプローチのバークの上、柚子は歩いた。
歩くといっても、用を足すための場所決めのため。
ここが、お山だと、わかっているのか?
山道の散歩はバギーでは無理そうなので、柚子とおしゃべりしながら二人で先に戻る。
甚兵衛のお墓をきれいにしてあげて、シロツメクサを飾り、柚子の来週のお誕生日までの無事をお願いした。
食欲問題なし。
最近、鶏肉の皮を好んで食べる。
テラスで吠える甘夏に反応。
食事後はいつも、体力消耗気味でひたすら眠るが、今朝は確実に違っていた。
9時半、東京では、芝生の上を喜んで歩くので、農大の広場へ出かけようということになった。
確実に、お出かけを察知していた。
尻尾を振っていた。
到着して、楽しそうにしていた。
広大な芝生を歩き回る。
ところが、ちょっとした事件が起こってしまった。
甘夏が夢中でボール遊びしていた時、柚子にぶつかってしまった。
私が投げたボールのコースが悪かった。
激しく鳴く。
その後、鼻粘液に鮮血が混じる。
3時、温泉から戻ると、腫れているほうの右目の腫瘍が飛び出していた。
だんだんに酷くなる。
目をつぶったまま、それが飛び出している。
泣けた。
食欲問題なし。
最終オシッコ後、安定剤を飲ませる前に口を拭くと、結構な大きさの真っ赤な血の塊が出てきた。
ぶつかった時のショックによるものか?
gre に注意されたのに…。
自責の念を抱く。
  
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