6年前に始めた裏千家茶道のお稽古。
なかなか上達せずに3年近くの月日が流れました。(2008年)
ご指導いただいた先生は型にとらわれない自由な茶道で
色々なお点前を教えてくださいました。お茶会にも参加できました。
その間、”茶の湯”の奥の深さの魅力に惹かれていきました。
着付け教室に3年通いました。陶芸教室に10年以上通いました。
そして、茶道に出会いました。
ショックでした。何故もっと早く出会わなかったんだろうと…。
今までやってきたことの原点は、ここにあったのだと思いました。
お着物を着てする所作。襖の開け閉めからお辞儀、手の置き場所。
花を愛でる心。季節感。
焼き物に至っても”茶の湯”から学ぶことはたくさんありました。
ですから、”茶の湯”から始めれば、全てに繋がる。そんな風に思いました。
見えるものが変わってきました。
おもてなしの心は、季節感を重んじるだけでなくお客様を思いやる気持ちでもありました。
ある日、
その先生からご指導いただけなくなる日がやってきました。
どうしようと思ったことがきっかけで自宅でのお茶のお稽古を始めることになりました。
イイ先生にめぐり合うことよりも、楽しいお茶を頂きたいと考えました。
色々な決まりがあって習得にはまだまだ時間を要したのと、
繰り返しすることによって、多くを自分で考えることもできました。
お菓子を用意して、いただくという大きな楽しみも得られました。
同じ思いでご一緒してくれた友人がいたことが何よりの励みでしたが、
毎回着物姿でお茶やお菓子も色々なものを試すことができています。(進行形)
そんなお稽古で登場したもの達をご紹介し、何かのお役に立てたらと思っております。
未熟者なのであらゆるところで間違いもあるかと思いますが、
お許しくださいませ。
|