2月、梅祭りでお稽古している茶室はお借りできすお休みでした。
例年ならば、3月のお稽古で梅を見ることはできませんが、今年はこの日ようやく白加賀などの白梅が雅な姿で咲いていました。お茶室からのぞめる梅木にはめじろもやってきて、そんな姿を雪見障子から垣間見れ、本格的な春が待ち遠しい気分にひたりました。
師匠とは約3ヵ月ぶりの再会。
前回欠席で弟子たち、まともなお稽古ができておりません。ややこしいけれど魅力あるお点前の【続き薄茶】をもう一度とリクエストをして教えていただきました。
お菓子は銀座三越”菓游庵”で仕入れたものの他、楽しいものが揃いました。
お菓子のブログ
続き薄茶のお点前
|
 |
【初釜】の日、【炉開き】の日と同様
富士吉田からご足労いただくは先生はお休みでした。
早朝にあちらが震源地の強い揺れがあったからです。
弟子たちもメールのやりとりで、いつものお稽古とは嗜好を変え、午前から集合という計画を変更しようかという話もでました。
もちろん心配ではありましたが、予定通り決行。
その後は何事もなくお稽古の時間、不安な気持ちを抱くようなことはありませんでした。
しかしながら師不在の初釜。
丸卓で覚えていた続き薄茶のお点前は、棚が違うことで、一つ目のつまずき…。その後もアンチョコを見てもあ~でもないこ~でもないの連発でした。
続き薄茶はなかなか手ごわいお点前です。
けれど生徒たち、次回もこのお点前をお願いしたいという意見があるほど一生懸命取り組みました。濃茶と薄茶が一度にできるという楽しさもありますし、朝茶事、夜噺の茶事では決まりになっているお点前ということなので、習得したいと思う気持ちもありました。
楽なことは飽きてしまうといいますから、大変なことほど面白味があるということでしょうか?
初釜にかかせないお菓子の花びら餅は青山の”菊家”さんのお品。2年ぶりに登場です。
お軸は、季節を間違えて借りてしまいました。
失敗談はブログをご覧くださいませ。
軸と茶花のブログ
お菓子のブログ
続き薄茶のお点前
|