餅という菓銘がついていますが、お饅頭です。
昔、そば粉を団子にして焚火に入れて焼いた物を「そば餅」と呼んでいたそうです。
その呼び名をそのままに伝えた『そば餅』は、
上質の北海道産小豆でつくったこしあんを、そば粉たっぷりの上皮で包み、
天火で焼き上げたそば饅頭だということです。
応仁の乱の前年創業という『本家尾張屋』さんは、さすがに超老舗のお蕎麦屋さんです。
シンプルで、見かけは素朴ですが、蕎麦の風味をたっぷり感じ、
餅の皮は、やや焦げているかなくらいの焼き加減ですが、
かえってほの苦い風味があって、甘すぎず、いいお味でした。
一個100円というお値段も、老舗ながら素朴です。
『本家尾張屋』さんの”そば板”
『本家尾張屋』 さんの ”そば餅”は、楽天で購入いただけます。
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