菓子をのせるための和紙で、席入りの前に懐中します。 茶席において出される主菓子および干菓子を取り分ける際に、客側が手元の皿代わりに用います。 この際、束のままでわさ(折り目のある側)を手前に置いて扱い、使い終わると右肩か左肩で箸を拭います。 食べ終わった後から一枚だけめくり返して、粉などが落ちないように注意して懐や袂にしまいます。 薄茶では、飲み終わった後に茶碗の飲み口を指でぬぐい、その指を懐の懐紙で清めます。 濃茶の場合は、茶碗の飲み口を直接懐紙で、または小茶巾と呼ばれる専用の布や紙でぬぐいます。 菓子を食べきれない時は、懐紙に包んで懐や袂にしまいます。 このようにお茶の席では、なくてはならないものですが、普段いつも持ち歩き、お食事のときに使ったり、こころづけを包んだり、メモ用紙として使うなど、さまざまな目的で活用できる便利なものです。 |
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